第59回特攻平和観音年次法要の斉行

毎年恒例の東京・世田谷観音寺における第59回特攻平和観音年次法要が、雨が激しく降り続ける中にあって平成22年9月23日(秋分の日)の休日に斎行されました。観測史上に記録が残るような暑さが去り、涼しくなった時点ではありましたが、豪雨の中で殆んどの方がテント内にいてもずぶ濡れになるような状況にも拘らず、ご遺族、ご来賓、会員等を含めまして約300名を超える多数の参列者誰一人帰る者もなく年次法要の式次第が粛々と進められ無事終了となりました。

この年次法要は、一昨年から実施されているように、地元の氏神様である由緒ある駒繋神社との神仏習合で執り行われました。

特攻観音堂に観音寺住職、駒繋神社宮司等が入堂され、すぐ横の鐘楼堂での梵鐘点灯から法要が開始されました。そして、トランペットの演奏による全員の国歌斉唱、住職による特攻平和観音経そして神職の神事と法要が進み、山本卓眞協会会長による祭文(別に掲載)に続き今回の来賓でもある熊本哲之世田谷区長の挨拶があり、石橋一歌様(逢坂龍信様の笛)による献吟、大穂孝子様の指揮の下、世田谷コールエーデ合唱団のメンバーによる奉納合唱と続き、その後全員による「海ゆかば」の合唱、陸軍及び海軍衛兵隊によるラッパ献奏等が行なわれ、山本会長を筆頭にご遺族、来賓、その他参列者全員の焼香が終わった段階で、観音寺住職、駒繋神社宮司を初めとする式衆が特攻観音堂を退堂され、夢違観音の立つ池前における読経等をもって特攻平和観音年次法要も滞りなく終了となった。

引き続き、世田谷観音寺の境内における直会の部に移り、旧交を温めるように陸士、海兵等の同期グループ、東京郷友会、日本会議世田谷支部など、狭い境内の別々の天幕にて和気藹々とした雰囲気で酒を酌み交わしながら歓談がもたれていた。

旧軍関係者の高年齢化に伴って、又一人又一人と寂しいお話が出る中にあって、ここ数年来、旧軍に関係のない一般の会員の方々が参加するようになってきているが、更に若い人達の参加する傾向が今後とも続く事を協会として望んでいます。

Copyright © 2001 特攻隊戦没者慰霊顕彰会 All Rights Reserved.