第32回陸海軍特攻隊合同慰霊祭の開催

毎年恒例の靖国神社社頭にて実施されている当顕彰会の慰霊祭ですが、3月11日には東北地方太平洋岸を中心とした1000年に1回と言われるような未曽有の東日本大震災に見舞われました。現在も被災地の方々や各地の避難所で苦労されている多くの方々も居られ、日本全国のボランティア等を含め世界各国の救援を得て復旧に取り組んでいる様子がニュースなどでも伝えられています。

震災直後に近い3月26日の慰霊祭も中止にすべきかどうかと理事長等は悩んだようですが、3月15日のホームページにてお知らせしましたように慰霊祭は予定通り実施するが直会(懇親会)は中止するという結論に達しました。

靖国神社での桜も全く膨らんでいる様子のない厳しい寒さの状況ではありましたが、震災地の事を考えると贅沢は言っておられません。また、震災直後でもあり参列者も極端に減少するのではないかと心配しておりましたが、予想に反して、ご来賓、ご遺族、一般会員等を含め210名を超える多数の参加者を迎える事ができました。

慰霊祭に関しましては、毎年のようにトランペット演奏による参加者全員の力強い国歌斉唱から開始され、神職による種々の神事に続き山本卓眞顕彰会理事長の祭文奏上(別に掲載)、逢坂龍信様の尺八演奏による石橋一歌様の献吟、大穂孝子様の指揮の下、世田谷コールエーデ合唱団による奉納合唱(日本の歌・3題)、最後は全員による「海ゆかば」の斉唱と続き、その後参加者全員が昇殿にて参拝、代表者による玉串奉奠でもって慰霊祭も滞りなく終了となりました。

通常ですと、場所を靖国会館に移し、総会及び懇親会で久しぶりに再会した面々が杯を交わし、和気あいあいとした雰囲気で時間が経つのも忘れる場なのですが、今回は震災の事もあり中止となったものです。

なお、慰霊祭終了後、靖国神社の参集殿にて今回の「東日本大震災義援金」として有志の方数名が義援金を募って頂いた結果、96,010円の募金が集まりましたので、特攻戦没者慰霊顕彰会有志一同として日本赤十字社を通じて被災地への義援金として寄付させて頂きました。当日、靖国神社にて募金して頂いた多くの方々に感謝申し上げます。

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