第61回特攻平和観音年次法要の斉行

今年の猛暑が長く続いたため年次法要も暑さを心配していましたが、前日までの猛暑が嘘のような爽やかな天候となり、若干雨を心配させるような空模様でしたが、特攻隊戦没者の御英霊のお陰で暑くもなく雨にも降られない年次法要のためにあるような日となり、無事第61回目の特攻平和観音年次法要が斎行されました。今回の年次法要の実施日は、何と116年ぶりに秋分の日が通年の9月23日から9月22日になったという事で、その実施日の変更で若干戸惑った方も居られたように聞いています。
さて、今回の年次法要も、特攻観音堂のすぐ横にある鐘楼堂の梵鐘点打を合図に開催され、制服自衛官による梵鐘点打を合図に年次法要が開始となった。
山門から特攻観音寺山主の太田賢照住職、駒繋神社の澤田浩治宮司等が静々と入場し特攻観音堂に入堂された。昨年から司会を担当している若手の及川昌彦氏の進行により、全員の国歌斉唱から年次法要が始まりました。
演奏は昨年まで永年御尽力頂いた世田谷区民吹奏楽団の鈴木隆春氏と田櫓雅之氏に代わって、今回からは海上自衛隊東京音楽隊に最近まで勤務されていた堀田和夫氏お一人によるトランペット独奏による演奏となりましたが、素晴らしい演奏に参列者全員が聴き入っていました。
仏式と神式による式典は、5年前から地元の由緒ある駒繋神社との神仏習合として行われています。太田賢照大住職による特攻平和観音経の山主願文から始まり、澤田浩治宮司による修祓・献餞・祝詞奏上と続き、代表者による玉串奉奠と行われました。
そして、主催者である(公財)特攻隊戦没者慰霊顕彰会としての祭文(別掲)奏上に移りましたが、理事長・杉山 蕃氏が交通状況により遅着となったため、本年8月1日に藤田幸生理事に代わって専務理事となった衣笠陽雄理事が祭文の代読となりました。続いて、昨年も列席された世田谷区長の保坂展人氏によって地元を代表する挨拶が行われました。その後は、毎年のように陸軍海軍特攻隊戦没者の遺詠2首を、素晴らしい美声により石橋一歌先生と龍笛の逢坂龍信先生お二人により吟じられた。次の献歌は、今までは女性のみの世田谷コールエーデ合唱団によるものだけでしたが、今年からは参加者10名程の男性合唱団が編成され「加藤隼戦闘隊」と「同期の桜」の2曲が歌われましたが、他の参加者からも一緒に合唱したかったとの声も聞かれました。
その後、御遺族及び御来賓に続き参加者全員が特攻観音堂前で焼香と続き、全員の焼香の終了に伴い太田賢照住職及び澤田浩治宮司等が特攻観音堂から退堂され

池に佇む夢違い観音の前にて池前祭が行われ今回の年次法要の終了となりました。
法要も終わり直会が開始されることになったのですが、遠くから参加されている福岡偕行会会長の菅原道之氏により特攻戦没者の御英霊に献杯され、乾杯の発生で参加者全員による直会が開始されました。参列者は昨年よりも数十名減少し二百名少々となったものの、毎年参加されている方がいるため要領も手慣れておりテーブルや椅子の準備、お酒・ビールの手配も同期の方々などと手際よく行っていました。お寺側で十分に準備してもらっていたお酒・ビールも会が盛り上がるにつれ足らないような状況でお寺に頼みお酒を追加してもらった程です。和気藹々と盛り上がった直会も雨が降りそうな天気と、予定時間も過ぎたため全員で来年の再会を期して閉会となりました。

(公財)特攻隊戦没者慰霊顕彰会
事務局長 羽渕徹也

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