埼玉県護国神社「特攻勇士之像」除幕式

 平成25年10月31日(木)埼玉県護国神社において13体目になる「特攻勇士之像」の除幕式が行われました。
当顕彰会から、杉山理事長以下、私(金子事務局員)を含め8名が参列させて頂きましたので、当日の状況を報告致します。

 初めに、埼玉護国神社の概要について紹介します。
埼玉県観光協会の解説によれば
御祭神
鳥羽伏見の役以後の国事に殉じた埼玉県関係の英霊五万一千余柱
沿革
創建は昭和9年4月9日埼玉県招魂社として設立し、昭和14年3月神社制度の改正により埼玉県護国神社と改称され、4月に指定護国神社となりました。昭和21年2月神社制度の変革により宗教法人埼玉県護国神社と改められ、更に昭和23年10月埼霊(さいたま)神社と改称し、昭和27年再び埼玉県護国神社と改称し現在に至る。


 由緒ある神社と思いますが、拝殿の直前を道路が通っているのが奇異に感じます。
聞けば、昭和42年の埼玉国体の際に整備されたそうで、道路によって断ち切られていますが、道路の手前側には長さ100m以上の参道跡があり、立派な石の鳥居も立っていますので、本来であれば、もっと厳かな佇まいかと思われ、残念な気持ちです。

除幕式は12時から始まり、修祓に続き、遺族代表、第23振武隊隊長伍井芳夫大尉2女 臼田智子様と来賓代表、当会杉山理事長のお二方により除幕が行われ、秋晴れの青空の下に「特攻勇士之像」が姿を現しました。
その後、式次第に従って神事が行われ、12時半頃に除幕式が終わり、引き続き、同じ場所で式典が行われました。
式典は、国旗に敬礼、国歌斉唱、黙祷に続き、「埼玉県特攻勇士之像」建設委員会会長関根則之様及び埼玉県護国神社権宮司 東角井真臣様のご挨拶、「埼玉県特攻勇士之像」建設委員会実行委員長 樋口 太様から経過報告、杉山理事長による来賓祝辞、臼田智子様による遺族代表祝辞等が行われ、陸上自衛隊東部方面音楽隊の奉納演奏を持って、13時10分頃に終了しました。


 本日を迎えるに当り、忘れてはならないのは、埼玉偕行会副会長であった故菊地勝夫様です。
菊地様は、文字通り縁の下の力持ちとして東奔西走、特攻勇士之像建立にご努力されましたが、残念ながら、除幕式を見ることなく急逝されました。
除幕された特攻勇士之像を前にして、菊地様のご努力に敬意を表しますと共に、あらためてご冥福をお祈り申し上げます。





 式典終了後、場所を社務所2階の会場に移して直会が行われました。
厳粛な雰囲気の除幕式・式典とは変わり、くつろいだ雰囲気の中での直会は約1時間半でお開きとなり、無事すべての予定を終わり解散となりました。

 先に、神社前を道路が通っているのは奇異な感じがすると書きましたが、反面、道路から特攻勇士之像が良く見えますので、大勢の方に見て頂き、特攻隊に対する関心を深め、慰霊と顕彰に繋がるきっかけになればと願う次第です。

(公財)特攻隊戦没者慰霊顕彰会事務局員
金子 敬志

Copyright © 2001 特攻隊戦没者慰霊顕彰会 All Rights Reserved.