顕彰会について
顕彰会について
【設立目的】
特攻を記憶、戦没者を慰霊、史実を残し後世に伝える
当団体は、先の大戦において亡くなられた特攻隊戦没者を慰霊顕彰すると共に、尊い命を捧げられた特攻隊および特攻隊員の史実を伝え、日本の恒久平和と発展を目的とする公益財団法人です。
(事業内容)
- 特攻隊戦没者の慰霊祭実施及び他関連慰霊祭への参加、協力
- 会報「特攻」の発行による特攻隊戦没者の伝承及び事業活動の普及、広報
- 特攻隊戦没者に関する資料及び情報の収集、調査及び関連出版物の作成、並びに図書の貸出し
- 全国護国神社等への「あゝ特攻勇士之像」の建立と奉納
- その他前項の目的を達成するために必要な事業
【沿革】
- 昭和27年5月
- 特攻平和観音像を造立、音羽・護国寺で東久邇元宮様のご臨席のもと開眼供養。発起人:元海軍大将・及川古志郎、高橋三吉、元陸軍大将・河辺正三、元陸軍中将・菅原道大、元海軍中将・寺岡謹平の諸氏)
- 昭和28年5月
- 世田谷山観音寺に特攻平和観音像を奉還し、特攻平和観音奉賛会を設立
- 昭和31年5月
- 同寺内に華頂宮家遺愛の念仏堂を移築し、特攻平和観音像を遷座し、特攻観音堂として落慶法要する。以後、毎年秋分の日に、年次法要を実施
- 昭和57年9月
- 竹田恒徳元宮様(旧皇族、竹田宮恒徳王、陸軍中佐)を新たに会長にお迎えし,会名を「特攻隊慰霊顕彰会」として全国的な組織となる
- 平成4年5月
- 会長の竹田恒徳元宮様がご逝去され、瀬島龍三(陸軍中佐、大本営作戦参謀、連合艦隊参謀、伊藤忠商事特別顧問、NTT顧問、亜細亜大学理事長等の要職を歴任)が会長に就任
- 平成5年11月
- 「財団法人特攻隊戦没者慰霊平和祈念協会」として認可を受ける
- 平成6年3月
- 千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて追悼式を挙行。九段会館にて設立総会を開催
- 平成11年3月
- 平成16年4月
- 山本卓眞(陸軍少尉、富士通社長、会長を経て同社名誉会長)が会長に就任、瀬島龍三は名誉会長へ
- 平成19年4月
- 平成23年1月
- 公益財団法人に認定され、「公益財団法人特攻隊戦没者慰霊顕彰会」に名称を変更
- 平成23年7月
- 杉山蕃(防大4期、第22代航空幕僚長、第21代統合幕僚会議議長)が理事長(顕彰会代表)に就任。山本卓眞は名誉会長へ
- 平成28年7月
- 藤田幸生(防大9期、第24代海上幕僚長)が理事長に就任。杉山蕃は会長へ
- 令和4年7月
- 岩﨑茂(防大19期、第31代航空幕僚長、第4代統合幕僚長)が理事長に就任。藤田幸生は会長へ