第三編 顕彰譜

年頭のご挨拶 年頭のご挨拶

公益財団法人
特攻隊戦没者慰霊顕彰会
理事長藤田幸生

明けましておめでとうございます。
皆様、お元気で新しい年を迎えられましたことと拝察申し上げます。

昨年は、コロナに明けて、コロナに暮れた人類史上にも残る『激動の一年』でした。
新しい年が、どのような年になっていくか、現在の第三波を観ていると、全く不明です。
どなたにも分かりません。

 人類の活動は、地球上から宇宙、サイバー世界へと広がり、電磁波活用等により、時間軸もその尺度を大きく変えてきています。深海の世界へも、開発が、広がって来てきました。このように、人間の英知は、限りなく広がり、無限の未知の世界へと、導いてくれています。

 先の特攻作戦から、75年が過ぎました。
この間には、様々なことが起り、善悪数々な事態が通り過ぎていきました。
人類は、経験を生かし知恵を絞り、過誤と犠牲をおかしつつ、希望と期待に胸をときめかせ、未知の世界を切り開いて、一生懸命に進んで来たように想われます。

 幸いも我が日本は、戦後の平和、平穏が続きました。しかし、細部について各部を見渡せば、色々なことがありました。視点、視野、視線を変えれば、その評価は、合否、処を変えるかも知れないほどです!
私達が今、生きる世界は、領土、領海、領空から、宇宙、サイバー、深海、電磁波・・・等へと、無限の広がりを見せてきています。しかしそこには、人類が平和、平穏、幸福に生きていく上で、未知の障害が沢山存在していることでしょう。

 現在の「武漢発新型肺炎新型コロナウイルス禍」などは、ほんの序の口ではないでしょうか?私達人類は、今後、開発し切り開いた、新しい世界の秩序を維持するため、ルールを定め、平和、平温を守りつつ、未知の未来に向かって、進み、発展していきたいものです。

 今年こそは「特攻隊員達に、恥ずかしくない生き方」を、していきたいものです。

 年頭に当たっての所見です。