第三編 顕彰譜

三重縣護國神社への特攻勇士之像奉納報告 三重縣護國神社への特攻勇士之像奉納報告

三重縣護國神社への特攻勇士之像奉納報告

専務理事 兼 事務局長 石井光政

 令和3年8月10日(月)、三重縣護國神社に20体目の「特攻勇士之像」を奉納致しました。本来は昨年を予定しておりましたが、新型コロナウィルスの影響を受け、延期となったものです。緊急事態宣言が発令されている最中でしたが、限定された方々にご参列いただき斎行が叶いました。除幕は英霊にこたえる会三重県本部(会長中森博文様)が中心となり、約15名が参列。三石浩夫副会長から建立までの経緯説明が行われ、当顕彰会の理事長藤田の挨拶文を青木謙順副会長が代読されました。
 ご尽力いただいた三重縣護國神社と英霊にこたえる会三重県本部の皆さまに心より感謝申し上げます。


祝詞奏上
中森会長による除幕
あゝ特攻勇士之像

三重縣護國神社は、明治2年、津藩主藤堂高猷公が津八幡宮に小祠を建て、戊辰の役で戦死した藩士の御霊を祀り、「表忠社」と称したのが始まりです。
「招魂社」「官祭招魂社」と社名を変え、明治42年には現在地に御遷座し、昭和14年に現在の社名「三重縣護國神社」となりました。ここには禁門の変・戊辰戦争から大東亜戦争まで、三重県にゆかりのある御英霊6万300余柱が祀られています。

令和3年8月10日、特別攻撃隊で亡くなられた139柱の慰霊を顕彰するために、私どもは「特攻勇士之像」を奉納致しました。
●陸軍 33柱(航空機21柱、空挺・戦車7柱、海上挺進5柱)
●海軍 106柱(航空機52柱、特殊潜航 12柱、回天1柱、震洋41柱)
陸海軍合わせて 139柱の英霊をお祀りしています。

三重縣護國神社:https://www.miegokoku.org/