第三編 顕彰譜

空挺落下傘部隊発祥之地の碑 空挺落下傘部隊発祥之地の碑

 

嘗てこの地には陸軍挺進部隊の兵営と広大な降下場があった。レイテに特攻出撃した高千穂降下部隊(挺進第三、第四聯隊)も、義烈空挺隊挺部隊の母隊である挺進第一聯隊も、この地に在って訓練に励んだ。
陸軍挺進練習部の構内には、挺進神社があって、空挺部隊一万二千の戦死者及び殉職者をお祀りしていたが、戦後米軍によって焼払われてしまった。そこで、昭和24年地元川南村の護國神社が再建されたとき、空挺部隊の戦死者もその中に合祀した。
更に昭和38年になって、生き残りの戦友達の手で、護國神社の裏庭にこの碑を建立した。

 

碑の台に刻んである

碑の台に刻んである

 

護国神社の例祭と共に行われるが、その際に落下傘部隊の戦友も多数参加している。
碑の台に刻んである

 

川南町護國神社例祭

川南町護國神社例祭

 

所在地 宮崎県児湯郡川南町川南
建立 昭和38年
例祭 毎年11月23日
主催者 川南町