第三編 顕彰譜

築城特攻基地の碑 神風特別攻撃隊菊水部隊銀河隊出撃之地碑 築城特攻基地の碑 神風特別攻撃隊菊水部隊銀河隊出撃之地碑

菊水部隊の碑

 

 

由来記
昭和20年2月第五航空艦隊れい下第七六二海軍航空隊所属の攻撃第二六ニ飛行隊は、新鋭陸上爆撃機「銀河」をもって築城基地に展開していた。3月18日米機動部隊が九州南端都井岬東方一〇〇浬に出現したので、僚隊たる攻撃第五〇一飛行隊、攻撃第四〇六飛行隊とともに菊水部隊銀河隊と名付ける特攻隊(27機)を編成、4日間にわたり機動部隊に体当たり攻撃を続行し、敵空母に大損害を与え、駆逐艦を撃沈する大戦果を挙げた。築城基地からは柗永大尉率いる5機(15名)が3月18日未明に出撃している。
昭和53年10月碑建立委員会(委員長福岡靖也氏)が基地内に設立され、遺族、関係者、有志の協賛により建立が進められ、翌年3月に完成している。
碑は、航空自衛隊築城基地内の滑走路を望むベース・オペレーション前にある。

 

所在地 福岡県築上郡築上町西八田
航空自衛隊築城基地内
交通  日豊線築城駅下車徒歩五分
建立  昭和54年3月17日
問合せ先 航空自衛隊築城基地 広報係
(0930-56-1150[代])
写真提供 航空自衛隊築城基地