第三編 顕彰譜

宇佐特攻基地の碑 (宇佐海軍航空隊) 宇佐特攻基地の碑 (宇佐海軍航空隊)

忠魂碑

 

(忠魂碑)
海軍大臣米内光政の筆による忠魂碑は、昭和29年建立以来、市内江州賀の久保様方にて安置、慰霊が行われてきたが、道路整備に伴い、現在の若八幡神社境内に移された。(宇佐市登録有形文化財)

所在地 大分県江須賀若八幡神社内
建立 昭和29年5月7日

 

宇佐海軍航空隊神風特攻隊

 

(宇佐海軍航空隊)
宇佐海軍航空隊は昭和14年10月、艦爆、艦攻の実用機操縦と偵察教育の練習部隊として開隊し、昭和19年末期までその実績を挙げていたが、昭和20年に入り、戦局は特攻戦法の採用を余儀なしとしたので、特攻編成による訓練に移行した。艦爆隊49機61名、艦攻隊32機93名、計81機154名であった。

 

滑走路跡

 

(慰霊碑等)
宇佐市が、宇佐海軍航空隊の史跡整備として、掩体壕の保存、宇佐海軍航空隊神風特別攻撃隊の碑の建立(平成19年4月6日)平和資料館の開館、滑走路跡の表示等を進め、戦跡の保存に努めている。