第三編 顕彰譜

陸軍司令部偵察隊の碑 陸軍司令部偵察隊の碑

慰霊碑

 

由来記
表面には、
「航空戦史に燦然たる功績を残した司令部偵察機諸隊は、主としてこの地で錬成され、東亜の全域に雄飛しその多くは再び還らなかつた」と書き添えている。
裏面には、大戦中全戦域で健闘を続けた独立司偵中隊および司偵を指揮下にもった飛行戦隊と独立飛行隊の全部隊名が克明に刻まれている。
昭和20年4月第一次航空総攻撃が決行されるや、双発優速の百式司令部偵察機にて編成された特攻隊は、4月7日鹿屋飛行場より二機、4月12日都城西飛行場より二機、同じく鹿屋飛行場より二機、5月14日福岡より空母を求めて三機、沖縄東方洋上空母に大型爆弾を搭載して突入した。司偵特攻隊を忘れる事は出来ない。

 

 

所在地 千葉県八街市朝日四八六
(旧八街飛行場東南隅)
交通  総武本線八街駅下車
建立  昭和60年5月19日