仙台航空機乗員養成所 昭和62年9月12日
民間のパイロットを養成するための「航空機乗員養成所は逓信省航空局の管轄に属し、次の一三個所にあった。( )内は創立年を示す
仙台(13)、米子(13)、新潟(16)、熊本(16)、印旛 (16)、京都(17)、岡山(17)、都城(17)、古河(17)、筑後(19)以上は陸軍系 愛媛(17)、長崎(17)、福山(18) 以上は海軍系
ここを卒業した者は陸海軍の教育機関で若干の補備訓練を受けて予備役の下士官に任ぜられ、その数は約三、二〇〇名であった。
戦局が苛烈になるに及び殆どが召集されて軍務に服し、一六二名が特攻隊として戦死している。
戦後それぞれの養成所の跡、または縁の深かった場所に慰霊碑が建立されたもの六件をここに紹介する。
愛媛航空機乗員養成所 昭和51年11月3日
米子航空機乗員養成所 昭和51年6月11日
京都航空機乗員養成所 昭和53年4月16日
都城航空機乗員養成所 昭和60年4月21日
筑後航空機乗員養成所 昭和58年8月21日