第三編 顕彰譜

空の神兵之像 空の神兵之像

 

空挺館

空挺館

 

この像は陸軍航空本部にあった石膏の像を原型にして銅像を作り、全日本空挺同志会が自衛隊習志野駐屯地に寄贈したものである。
昔の落下傘兵が手にはめた時計を見ている姿を象ったもので、その面構えは逞しい。陸上自衛隊空挺部隊がここに駐屯しているので、後に続く者をこの像は見守っている。
空挺特攻については第一章で述べた通りであるが、同駐屯地の「空挺館」の一室には、義烈空挺隊をはじめとし、陸海軍空挺部隊に関する多数の資料が展示されている。

 

所在地 千葉県船橋市薬円台
自衛隊習志野駐屯地内
建立 昭和46年5月9日
写真提供 三机青年団